ユーロ円、164円後半で下げ渋り　日経平均は売り一服

　ユーロ円は165円付近で頭を抑えられて164.80円台でじり安となる場面があったものの、一巡後は164.92円付近まで下値を切り上げ。ドル円も154.66円を本日安値に154.75円前後まで持ち直した。なお、一時マイナス圏に沈んだ日経平均だが、足もとでは20円超高と売りが一服している。
　なお、参院・財政金融委員会に出席した植田日銀総裁は、「（物価上昇率が見通し通りの場合）金融緩和の度合いを調整し、短期金利を引き上げていく」と述べたものの、円相場の反応は限定的だった。　　


（小針）