東京外国為替市場概況・12時 ドル円、じり高

 4日の東京外国為替市場でドル円はじり高。12時時点では144.59円とニューヨーク市場の終値(144.68円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。日経平均は一時約400円安まで下げ幅を拡大したものの、為替相場の反応は鈍かった。仲値前後で下値の堅さを確認できたこともあり、11時過ぎには144.65円付近まで持ち直した。

 ユーロ円も下落が一服。12時時点では157.68円とニューヨーク市場の終値(157.89円)と比べて21銭程度のユーロ安水準だった。ドル円につれる形で157.78円まで切り返した。一巡後は157.70円付近で方向感なく上下した。

 ユーロドルは12時時点では1.0905ドルとニューヨーク市場の終値(1.0912ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。小動きながら、1.0903ドルまで下押す場面があった。

 なお豪ドル/ドルは0.6670ドル台、豪ドル円が96.50円を挟み方向感なく上下。この後、日本時間13時30分に豪準備銀行(RBA)が政策金利を発表する。市場予想は、4.10%で据え置きと4.35%に引き上げで拮抗。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.43円 - 144.71円
ユーロドル:1.0903ドル - 1.0916ドル
ユーロ円:157.59円 - 157.91円


(小針)
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