ニューヨーク外国為替市場概況・2時 豪ドル じり高

 4日のニューヨーク外国為替市場で豪ドルはじり高。原油高を支えに買いが強まった豪ドルは上値を試す動きが継続し、豪ドル/ドルは0.6705ドル、豪ドル円は96.83円まで強含んだ。豪準備銀行(RBA)は本日の会合で政策金利の据え置きを決定したが、声明では今後、金融政策のさらなる引き締めが必要になる可能性を指摘した。

 ドル円は底堅い。2時時点では144.51円と24時時点(144.37円)と比べて14銭程度のドル高水準。23時30分ごろにつけた144.21円を安値に144円半ばまで買い戻された。もっとも、日米金融政策の違いを意識した押し目買いが強い一方で、日本政府の円買い介入への警戒感も根強く、足もとではやや方向感が出にくくなっている。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.0894ドルと24時時点(1.0902ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準。1.09ドル前後でのこう着相場が継続。米市場が休場となり、市場参加者が少ないなか、ほとんど動意は見られていない。

 ユーロ円は上値が重い。2時時点で157.43円と24時時点(157.39円)と比べて4銭程度のユーロ高水準。ドル円の買い戻しを支えに157.18円を安値に下げ渋るも、157円前半で戻りが鈍い。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.21円 - 144.71円
ユーロドル:1.0890ドル - 1.0916ドル
ユーロ円:157.18円 - 157.91円

(金)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。