東京外国為替市場概況・12時 ドル円、上値伸ばす

 19日の東京外国為替市場でドル円は上値を伸ばした。12時時点では149.36円とニューヨーク市場の終値(149.15円)と比べて21銭程度のドル高水準だった。明日に春分の日の祝日を控えた実質ゴトー日(5・10日)仲値のドル買い・円売りが継続。その後は下押すも昨日NY終値を上回る水準を維持し、12時頃にかけて6日以来の高値149.39円まで上昇した。

 ユーロ円も底堅い。12時時点では162.40円とニューヨーク市場の終値(162.17円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上振れを受けた円売りで162.43円までユーロ高・円安方向へとじり高が進んだ。

 ユーロドルは12時時点では1.0873ドルとニューヨーク市場の終値(1.0872ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。対円でのドル上振れ先行局面で1.0867ドルまで小幅に下値を広げた。ただ、その後はドル円が一時下押したこともあってNY終値前後へ持ち直した。ただ。朝方からの値動きは8pips程度と極めて限定的。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.03円 - 149.39円
ユーロドル:1.0867ドル - 1.0875ドル
ユーロ円:162.03円 - 162.43円

(関口)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。