ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、上値重い

 18日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。2時時点では149.14円と24時時点(149.28円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。米・中長期金利の上昇が支えとなったものの、円買い圧力が高まった影響も受けたため上値は限定的だった。2時の日経新聞電子版で「日銀が大規模緩和解除へ、19日決定 長短金利操作も撤廃」とのヘッドラインニュースが伝わると148.92円付近まで下げ、本日安値の148.91円に接近した。

 ユーロ円は弱含み。2時時点では162.16円と24時時点(162.51円)と比べて38銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落につれたうえ、「日銀が大規模緩和解除へ」との報道を受けて一時161.95円まで売り込まれた。

 ユーロドルは弱含み。2時時点では1.0872ドルと24時時点(1.0886ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇を手掛かりに一時1.0870ドルと日通し安値を付けた。なお、短期金利市場では6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ確率が5割を一時割り込んだ。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:148.91円 - 149.33円
ユーロドル:1.0870ドル - 1.0906ドル
ユーロ円:161.95円 - 162.69円


(越後)
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