ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、小高い

 18日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小高い。24時時点では149.28円と22時時点(149.17円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。米長期金利の上昇や予想を上回る3月米NAHB住宅市場指数が相場の支援材料となった。ただ、日米の金融政策決定会合の結果発表を控えて様子見ムードが広がる中、一本調子で上昇する展開にはならなかった。

 ユーロドルは小幅安。24時時点では1.0886ドルと22時時点(1.0892ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出たほか、米住宅指標の上振れが相場の重しとなり、一時1.0884ドル付近まで下押しした。ただ、19-20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に積極的な売買は手控えられた。

 ユーロ円は24時時点では162.51円と22時時点(162.49円)と比べて2銭程度のユーロ高水準。

 南アフリカランドは軟調。プラチナ価格の大幅下落を背景に世界最大の産出量を誇る南アフリカの通貨ランドに売りが集まった。対円では一時7.86円、対ドルでは18.9819ランドまで値を下げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.91円 - 149.33円
ユーロドル:1.0881ドル - 1.0906ドル
ユーロ円:162.08円 - 162.69円

(中村)
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