ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、さえない

 22日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルはさえない。2時時点では1.0805ドルと24時時点(1.0815ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。欧州中央銀行(ECB)による早期利下げ観測が引き続き相場の重しとなり、一時1.0806ドルまで日通し安値を更新した。シクルーナ・マルタ中銀総裁が「早ければ4月に利下げに踏み切る可能性を排除すべきではない」と発言したことも嫌気されたか。一方で、週末とあって動き自体は非常に鈍い。

 ドル円は下値が堅い。2時時点では151.39円と24時時点(151.20円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。対ユーロ主導でドル高が進んだ影響を受けてやや強含む動きとなっている。

 ユーロ円は2時時点では163.59円と24時時点(163.51円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:151.01円 - 151.86円
ユーロドル:1.0806ドル - 1.0868ドル
ユーロ円:163.49円 - 164.82円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。