東京外国為替市場概況・8時 ドル円、様子見

 27日の東京外国為替市場でドル円は様子見。8時時点では151.53円とニューヨーク市場の終値(151.56円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。早朝は僅か6銭のレンジしかないが、昨日高値151.60円が視野に入る水準で取引されている。登庁前の財務省幹部の会見待ちや、本日はスポ末(取引した通貨の受け渡しが月末日となる日)で、尚且つスポット応当日が期末・年度末にも重なることで、仲値直前までは様子見姿勢となっているか。

 ユーロドルはこう着。8時時点では1.0832ドルとニューヨーク市場の終値(1.0831ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。昨日のNY引け値水準で膠着状態。

 ユーロ円は小動き。8時時点では164.03円とニューヨーク市場の終値(164.16円)と比べて13銭程度のユーロ安水準だった。東京仲値にかけて円がらみで動意が付くことが予想されているが、早朝は動きにくく小幅な値動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.51円 - 151.57円
ユーロドル:1.0831ドル - 1.0833ドル
ユーロ円:164.01円 - 164.16円

(松井)
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