欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、売り優勢

 12日の欧州外国為替市場でドル円は売り優勢。22時時点では152.85円と20時時点(153.26円)と比べて41銭程度のドル安水準だった。イスラエルがイランからの攻撃に警戒態勢との報道や時間外のダウ先物が300ドル程度下げたことを受けて152.59円まで下値を広げた。

 ユーロ円は一段と下落。22時時点では162.61円と20時時点(163.18円)と比べて57銭程度のユーロ安水準だった。中東の地政学リスクやダウ先物の下落を受けて、162.30円まで下値を広げた。
 なお、ポンド円は190.08円、豪ドル円は98.84円、NZドル円は90.80円、加ドル円は110.89円までそれぞれ下値を広げている。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0638ドルと20時時点(1.0647ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。中東の地政学リスクを受けて、1.0631ドルまで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.59円 - 153.39円
ユーロドル:1.0631ドル - 1.0730ドル
ユーロ円:162.30円 - 164.47円

(山下)
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