東京外国為替市場概況・17時 ドル円 下げ一服

 17日午後の東京外国為替市場でドル円は下げが一服。17時時点では151.86円と15時時点(151.52円)と比べて34銭程度のドル高水準だった。日銀の追加利上げ観測の高まりを背景とした円買いが一段落し、151.48円を安値に151.90円近辺まで持ち直した。ただ、新規材料が乏しいなか、上値の重い地合いは変わらず戻りは限られている。

 ユーロ円は下げ渋る。17時時点では159.19円と15時時点(158.94円)と比べて25銭程度のユーロ高水準だった。円買いが小休止し、159.20円台まで持ち直した。また、ポンド円は190.71円を安値に191円前半、豪ドル円は96.38円を安値に96.60円台まで下値を切り上げた。
 
 ユーロドルはもみ合い。17時時点では1.0482ドルと15時時点(1.0489ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。1.04ドル後半でこう着相場が続いている。ウクライナ停戦交渉をめぐり、トランプ米政権とユーロ圏の溝の深まりへの懸念もユーロの重し。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.48円 - 152.39円
ユーロドル:1.0478ドル - 1.0506ドル
ユーロ円:158.91円 - 159.87円

(金)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。