東京マーケットダイジェスト・13日 円高・株高

ドル円:1ドル=147.81円(前営業日NY終値比▲0.65円)
ユーロ円:1ユーロ=164.24円(▲0.35円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1111ドル(△0.0024ドル)
日経平均株価:38183.26円(前営業日比△539.00円)
東証株価指数(TOPIX):2772.14(△30.06)
債券先物6月物:139.39円(▲0.64円)
新発10年物国債利回り:1.445%(△0.060%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)  
    <発表値>     <前回発表値>
4月マネーストックM2
前年同月比  0.5%     0.8%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は軟調。前日に約3円急騰した後とあって持ち高調整目的の売りが強まった。時間外の米10年債利回りが低下したほか、加藤財務相が「ベッセント米財務長官と来週のG7会合の場で為替協議を検討」と発言したことも重しとなった面があり、一時147.65円まで下落。一巡後はやや下げ渋ったが、戻りは鈍い。

・ユーロ円も弱含み。ドル円の下落につれる形で売られる展開となった。ユーロ円は一時164.13円まで値を下げる場面があった。

・ユーロドルは小高い。昨日の大幅下落に対する反動から調整買いが散見され、一時1.1120ドルまで値を上げた。

・日経平均株価は4日続伸。終値で3万8000円を上回るのは3月26日以来、約1か月半ぶり。米中関税引き下げにより米中対立を巡る警戒感が後退し株式市場には買い安心感が広がった。なお、東証株価指数(TOPIX)は2009年8月以来の13連騰を記録した。

・債券先物相場は5日続落。米中貿易摩擦の緩和期待を背景に、相対的に安全資産とされる債券は売りが先行し、一時139.08円まで値を下げた。


(越後)
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