ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、堅調

 13日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは堅調。24時時点では1.1161ドルと22時時点(1.1130ドル)と比べて0.0031ドル程度のユーロ高水準だった。4月米消費者物価指数(CPI)が予想より弱い内容となったことを受けてユーロ買い・ドル売りが優勢になると、24時前に一時1.1164ドルと日通し高値を付けた。

 ドル円はやや弱含み。24時時点では147.84円と22時時点(147.99円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。米インフレ指標の下振れを受けて一時147.66円付近まで下押ししたものの、アジア時間に付けた日通し安値147.65円が目先サポートとして意識されると下げ渋った。

 ユーロ円はしっかり。24時時点では165.01円と22時時点(164.72円)と比べて29銭程度のユーロ高水準。ナスダック総合が1.4%超上昇するなど米国株相場が底堅く推移すると円売り・ユーロ買いが優勢となった。24時前に一時165.07円と昨年11月8日以来約半年ぶりの高値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.65円 - 148.48円
ユーロドル:1.1085ドル - 1.1164ドル
ユーロ円:164.13円 - 165.07円

(中村)
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