欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、買い戻し一服

 16日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻し一服。22時時点では145.50円と20時時点(145.53円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。日米による円安是正議論を巡って足もとで円高・ドル安が進んでいただけに調整の買い戻しが入り145.69円付近まで下値を切り上げた。ただ、本日高値の145.72円までは届かず145.50円前後まで押し戻されている。
 なお、4月米住宅着工件数や4月米輸入物価指数は強弱入り混じる内容となったこともあり、発表後の反応は鈍かった。

 ユーロ円は伸び悩み。22時時点では162.93円と20時時点(162.99円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。一時163.11円と本日高値を付けたものの、一巡すると伸び悩むなど、総じてドル円につれた動きとなった。

 ユーロドルは22時時点では1.1197ドルと20時時点(1.1199ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。欧州中盤に入っても1.1200ドルを挟んで方向感がない。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:144.92円 - 145.72円
ユーロドル:1.1182ドル - 1.1220ドル
ユーロ円:162.46円 - 163.11円


(越後)
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