NY株見通し-底堅い展開か 住宅着工件数、ミシガン大消費者信頼感指数などに注目
今晩は底堅い展開か。昨日は先週末に米中が関税を90日間停止することで合意したことを好感する流れが続く中、米4月生産者物価指数(PPI)が予想に反して前月比で低下したことを受けて米10年債利回りが低下したことも追い風となりS&P500が0.41%高と4日続伸し、ダウ平均も271.69ドル高(+0.65%)と3日ぶりに反発した。一方、足もとで大きく上昇したハイテク株の一角が利益確定売りに押されナスダック総合が0.18%安と7営業日ぶりに反落した。
今晩の取引では貿易問題での米中の緊張緩和や、インフレ低下を受けた米10年債利回りの低下を背景に引き続き底堅い展開が期待されるが、ダウ平均が週初から1073.37ドル高(+2.60%)、S&P500が4.54%高、ナスダック総合が6.60%高とそろって大幅に上昇したことで、週末を控えた持ち高調整の動きが上値の圧迫要因となりそうだ。経済指標では4月住宅着工件数、5月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が発表され、足もとの景気動向が注目されるほか、インフレ見通しを巡ってはミシガン大が併せて発表する1年先・5年先期待インフレ率速報値にも要注目となる。
今晩の米経済指標・イベントは4月建設許可件数、4月住宅着工件数、4月輸入物価、5月ミシガン大消費者信頼感指数速報値、同1年先・5年先期待インフレ率速報値など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:5月16日、14:00)
今晩の取引では貿易問題での米中の緊張緩和や、インフレ低下を受けた米10年債利回りの低下を背景に引き続き底堅い展開が期待されるが、ダウ平均が週初から1073.37ドル高(+2.60%)、S&P500が4.54%高、ナスダック総合が6.60%高とそろって大幅に上昇したことで、週末を控えた持ち高調整の動きが上値の圧迫要因となりそうだ。経済指標では4月住宅着工件数、5月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が発表され、足もとの景気動向が注目されるほか、インフレ見通しを巡ってはミシガン大が併せて発表する1年先・5年先期待インフレ率速報値にも要注目となる。
今晩の米経済指標・イベントは4月建設許可件数、4月住宅着工件数、4月輸入物価、5月ミシガン大消費者信頼感指数速報値、同1年先・5年先期待インフレ率速報値など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:5月16日、14:00)