今日の株式見通し=小動きか 米国株は上昇も円高傾向は継続
東京市場は小動きか。米国株は上昇。ダウ平均は137ドル高の42792ドルで取引を終えた。ムーディーズによる米国債の格下げを嫌気して安く始まり、序盤には300ドル超下落した。しかし、早い時間に安値をつけて切り返し、プラス圏に浮上した。ドル円は足元144円90銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて215円高の37605円、ドル建てが245円高の37635円で取引を終えた。
米国株の上昇は安心材料。ただ、ドル円は円高気味に推移しており、大型株の手がけづらさが意識されそう。上昇スタートが見込まれるものの、上値は重いだろう。グロース250指数が足元強く、中小型株には良好な地合いが想定される。一方、本日の日本経済新聞では1面で半導体の新設4工場が未稼働であることを報じており、足元さえない半導体株には腰の入った買いが期待しづらい。全体では強気にも弱気にも傾きづらく、方向感に欠けるが続くと予想する。日経平均の予想レンジは37350円-37700円。
米国株の上昇は安心材料。ただ、ドル円は円高気味に推移しており、大型株の手がけづらさが意識されそう。上昇スタートが見込まれるものの、上値は重いだろう。グロース250指数が足元強く、中小型株には良好な地合いが想定される。一方、本日の日本経済新聞では1面で半導体の新設4工場が未稼働であることを報じており、足元さえない半導体株には腰の入った買いが期待しづらい。全体では強気にも弱気にも傾きづらく、方向感に欠けるが続くと予想する。日経平均の予想レンジは37350円-37700円。