東京外国為替市場概況・10時 ドル円、強含み

 20日の東京外国為替市場でドル円は強含み。10時時点では145.25円とニューヨーク市場の終値(144.86円)と比べて39銭程度のドル高水準だった。東京勢が本格参入する9時を過ぎるとドル買いが入り、昨日の欧米時間高値を上抜け145.51円まで強含んだ。ただ、昨日早朝につけた高値(145.55円)を上抜けることはできず、買いは一服となっている。

 ユーロドルは小安い。10時時点では1.1229ドルとニューヨーク市場の終値(1.1240ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル買いが上値の重しになり小安く推移。ただ、ユーロ円の買いが下値を支えている。

 ユーロ円は堅調。10時時点では163.10円とニューヨーク市場の終値(162.82円)と比べて28銭程度のユーロ高水準だった。日経平均が上昇していることや、ドル円の買いに連れてユーロ円も163.28円まで一時上値を広げ堅調推移。また、リスク選好の動きに敏感なオセアニア通貨にも買いが集まり、豪ドル円は93.85円、NZドル円は86.18円まで上昇した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.84円 - 145.51円
ユーロドル:1.1218ドル - 1.1244ドル
ユーロ円:162.75円 - 163.28円


(松井)
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