欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、下げ渋り

【※表記を一部修正します。】

 20日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。20時時点では144.59円と17時時点(144.12円)と比べて47銭程度のドル高水準だった。17時前に144.10円まで下落したものの、節目の144.00円を前にした同水準を下値に下げ渋り、144.62円前後まで切り返した。時間外取引で一時は4.42%台まで低下していた米10年債利回りが4.45%台まで一転上昇したことも支えとなった。

 ユーロドルは伸び悩み。20時時点では1.1245ドルと17時時点(1.1276ドル)と比べて0.0031ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利が上昇へ転じるなか、ドル相場の持ち直しが重しに。17時前につけた1.1278ドルを目先の天井に1.1244ドル前後へ下押した。

 ユーロ円は20時時点では162.59円と、17時時点(162.51円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下げ渋りとユーロドルの伸び悩みに挟まれ強い方向感を示せなかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.10円 - 145.51円
ユーロドル:1.1218ドル - 1.1278ドル
ユーロ円:162.42円 - 163.28円

(関口)
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