ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下げ渋り

 20日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。2時時点では144.81円と24時時点(144.56円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。ロンドンフィキシングを通過すると底堅さを取り戻した。米10年債利回りの上昇幅縮小の動きも一服し、ドル買い戻しが優勢に。2時前には144.89円付近まで下値を切り上げた。

 ユーロドルは伸び悩み。2時時点では1.1256ドルと24時時点(1.1268ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。欧州前半につけた日通し高値1.1278ドルが目先の抵抗水準として意識され、1.1270ドル付近を戻りの高値に水準を切り下げた。ドル円のドル買い戻しにもつれて、1.1245ドル近辺まで上値を切り下げている。

 ユーロ円は2時時点では163.00円と24時時点(162.90円)と比べて10銭程度のユーロ高水準。162.80円割れで支えられると、豪ドル円の買い戻しにもつれて163.03円までじり高となった。
 豪ドル円は、アジア午後につけた92.53円を下抜けて92.50円まで日通し安値を更新したところで下落が一服。その後は持ち直す動きとなり、92.96円まで下値を切り上げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.10円 - 145.51円
ユーロドル:1.1218ドル - 1.1278ドル
ユーロ円:162.42円 - 163.28円


(小針)
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