20日の主な要人発言(時間は日本時間)

20日10:02 赤沢再生相
「日米関税交渉、19日から事務レベルの協議行っている」
「早期合意を優先するあまり国益損なうことになってはならない」

20日10:06 加藤財務相
「ベッセント米財務長官との会談で、為替含め2カ国間の諸問題を議論」
「G7では米関税措置を含め各国と率直な意見交換したい」
「日米協議、これまで確認した為替原則ベースに議論」

20日13:30 オーストラリア準備銀行(RBA)声明
「インフレ率は目標レンジ内にあり、国際情勢が経済の重しとなることが予想されるため、上振れリスクは減少している」
「理事会は今回の会合での金融政策緩和は適切と判断」
「見通しについては引き続き慎重な姿勢を維持」
「理事会は意思決定の指針としてデータとリスク評価の進展に注視」
「理事会は物価安定と完全雇用の実現という使命に注力し、その達成に必要な措置を講じる」
「関税の最終的な規模や他国の政策対応については依然として大きな不確実性がある」
「インフレ率は大幅に低下している」
「1-3月期のインフレデータはインフレが引き続き緩和していることを改めて裏付けている」
「基調インフレ率は目標バンドの中間付近にとどまると予想される」

20日14:40 ブロックRBA(豪準備銀行)総裁
「インフレを抑えなければならない今、われわれのペースはそうなっている」
「必要であれば、さらなる金融政策の変更をとる準備がある」
「これは正しい利下げであり、さらなる調整も可能」

20日15:46 シュナーベルECB専務理事
「トランプ関税は、短期的にはディスインフレ要因だが、中期的にはインフレ上昇要因」
「強いユーロは、国際的な地位の向上に資する」

20日17:12 ピル英中銀金融政策委員会(MPC)委員兼チーフエコノミスト
「金利は低すぎる水準で横ばいとなっており、今後は慎重な利下げが必要」
「価格や賃金決定の構造的変化により、英国のインフレ過程の根本的な持続性が高まっている」
「基調的なデフレ傾向は続いている」
「昨夏以降、四半期ごとに0.25%ずつ利下げしてきたペースは、インフレ見通しを踏まえると速すぎる」

20日17:31 イランの最高指導者ハメネイ師
「米国との核協議は成功しないだろう」
「米国のウラン濃縮停止要求は非常識」
「米国は交渉で無意味な発言を避けるべきだ」

20日19:07 クノット・オランダ中銀総裁
「6月の利下げが必要かどうか判断するには、中期的なインフレ見通しが不透明すぎる」
「ECBの予測では、今年と来年のインフレ率は低下する見通しだが、より長期的には不確実性が残るだろう」

20日23:08 ウンシュ・ベルギー中銀総裁
「市場の金利見通しは妥当」
「金利はやや支援的になる必要」

21日02:16 ムサレム米セントルイス連銀総裁
「金融政策は現在、良好な状態」
「インフレ期待が不安定になった場合、FRBは物価安定を優先すべき」
「関税はインフレに対して、一時的だけでなく永続的な影響も与える可能性がある」
「経済政策の不確実性が異常に高まっている」

21日04:20 ボスティック米アトランタ連銀総裁
「米経済活動は減速するだろうが、それがどのように展開するかは予想が難しい」
「米国の関税水準は依然として高いため、何が起こるか予測するのは困難」
「国債市場のさらなる不安定化は不確実性を高めるだろう」
「政策転換をどうすべきかは、FRBは見通しについてより確信を持つ必要がある」

※時間は日本時間


(中村)
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