東京外国為替市場概況・10時 ドル円、さえない

 21日の東京外国為替市場でドル円はさえない。10時時点では144.17円とニューヨーク市場の終値(144.51円)と比べて34銭程度のドル安水準だった。144.40円台で戻りの鈍さを確認すると再び売りが強まった。朝方からややドル売りの動きが目立つなか、昨日安値の144.10円を下抜けて、一時144.05円まで下押しした。

 ユーロドルは小高い。10時時点では1.1295ドルとニューヨーク市場の終値(1.1283ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。対円やオセアニア通貨などでドル売りが進んだ影響もあり、一時1.1303ドルと8日以来の高値を更新した。

 ユーロ円は10時時点では162.85円とニューヨーク市場の終値(163.05円)と比べて20銭程度のユーロ安水準だった。ドル絡みの取引が中心となるなか、162円台後半の水準で神経質に上下した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.05円 - 144.61円
ユーロドル:1.1281ドル - 1.1303ドル
ユーロ円:162.70円 - 163.12円

(岩間)
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