ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、方向感でず

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は方向感がでなかった。2時時点では143.65円と24時時点(143.67円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。韓国メディアがこの日に報じた「米側が米韓協議でウォン高に向けた対策を要求した」をきっかけとした韓国ウォン買いは一服も、戻り幅は限られている。ドル円も143円半ばでは下げ渋ったものの、143円後半で伸び悩む展開が続いた。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.1340ドルと24時時点(1.1340ドル)とほぼ同水準だった。1.1330ドル台で支えられ、1.1350ドル台では上値が重い状況が継続した。
 ほか、ポンドドルが1.3440ドル台を中心に上下。英4月消費者物価指数(CPI)の予想比上振れを受けてつけた1.3469ドルを前に伸び悩んでいる。

 ユーロ円は2時時点では162.90円と24時時点(162.93円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。ナスダック総合のプラス回復を眺め、162.80円台から163.07円まで強含む場面があった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.46円 - 144.61円
ユーロドル:1.1281ドル - 1.1362ドル
ユーロ円:162.67円 - 163.31円


(小針)
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