東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、強含み

 23日午後の東京外国為替市場でユーロドルは強含み。17時時点では1.1339ドルと15時時点(1.1321ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。欧米株価指数が上昇したことでリスクセンチメントに敏感なオセアニア通貨が対ドルで買われるとユーロもつれ高となった。ユーロドルは一時1.1344ドルまで日通し高値を更新し、昨日高値の1.1345ドルに接近した。
 なお、豪ドル米ドルは0.6457米ドル、NZドル米ドルは0.5947米ドルまで上昇したほか、豪ドル円は92.51円、NZドル円は85.20円まで買われている。

 ドル円は戻りが鈍い。17時時点では143.31円と15時時点(143.43円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。対オセアニア通貨主導でドル売り圧力が高まると一時143.24円まで本日安値を更新した。

 ユーロ円は17時時点では162.50円と15時時点(162.38円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルが上昇した一方で、ドル円が下落したためユーロ円自体は162円台半ばで方向感を欠いた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:143.24円 - 144.14円
ユーロドル:1.1279ドル - 1.1344ドル
ユーロ円:162.21円 - 162.63円


(越後)
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