ドル円、下げ渋り 142.87円付近で推移

 ドル円は下げ渋り。トランプ米大統領が「欧州連合(EU)からの輸入品に来月から50%の関税を課すことを勧告する」と自身のSNSに投稿すると、株価の急落とともにリスク回避の円買い・ドル売りが先行。22時前に一時142.45円と7日以来の安値を付けた。
 ただ、同日の安値142.42円や6日の安値142.36円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。ベッセント米財務長官が「トランプ米大統領の50%関税示唆はEUのペースに対する反応」との見解を示したことも相場を下支えした。22時40分時点では142.87円付近で推移している。


(中村)
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