東京外国為替市場概況・15時 ドル円、下げ渋り

 23日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。15時時点では143.43円と12時時点(143.55円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。午前からの米財政赤字拡大への懸念を背景とした上値の重いムードを引き継ぐと、143.37円まで下落。日経平均の上げ幅縮小も重しとなったもよう。もっとも、売りの勢いが一服すると143.50円台まで小幅ながら持ち直す場面も見られた。

 ユーロドルは小高い。15時時点では1.1321ドルと12時時点(1.1314ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。午前からのドル売りの流れのなか、1.1326ドルまで上昇してわずかに日通し高値を更新した。

 ユーロ円は様子見。15時時点では162.38円と12時時点(162.42円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。ドル円とユーロドルの動きに挟まれる中、日経平均の上げ幅縮小をながめて162.21円まで下押し後は162.40円台まで小戻すなど、162円台前半でやや方向感を欠いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.37円 - 144.14円
ユーロドル:1.1279ドル - 1.1326ドル
ユーロ円:162.21円 - 162.63円



(川畑)
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