ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、上昇一服

 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上昇一服。4時時点では144.15円と2時時点(144.02円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。買い優勢の米株市場を眺めながらリスク志向の円売りが全般強まり、144.33円までドル高円安に傾いた。もっとも東京朝につけた日通し高値144.40円が抵抗水準として意識され、一巡後は144.09円付近まで上値を切り下げた。

 ユーロドルは下げ渋り。4時時点では1.1278ドルと2時時点(1.1268ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。欧州時間からの地合いのまま、一時1.1256ドルまで下値を広げた。しかしながら一巡後は、ユーロ円の買い戻しやポンドドルの下げ渋りにつれて1.1280ドル台まで下値を切り上げた。

 ユーロ円は強含み。4時時点では162.57円と2時時点(162.29円)と比べて28銭程度のユーロ高水準だった。ダウ平均は三桁高まで上昇し、ナスダック総合もしっかり。米株の堅調さを支えに162.60円まで値を戻した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.81円 - 144.40円
ユーロドル:1.1256ドル - 1.1345ドル
ユーロ円:161.81円 - 163.41円


(小針)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。