ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、下落一服
21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下落が一服。4時時点では143.64円と2時時点(143.65円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。低調な米20年債入札を受けて超長期債を中心に債券売り圧力が強まると、米株やドルにまで売りが波及して米トリプル安の様相となった。2時30分前にドル円は143.29円まで日通し安値を更新した。もっとも、米株や債券価格はその後も地合い弱く推移したものの為替はドル売りが続かず、143.60円台まで下値を切り上げている。
ユーロドルは伸び悩み。4時時点では1.1332ドルと2時時点(1.1340ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。米20年債入札の結果を受けた「米株安・債券安・ドル安」の流れに沿い、1.1363ドルまで上げ足を速めた。ただドル円と同様に一巡後はドル買い戻しが強まり、1.1330ドル台まで上値を切り下げた。
ユーロ円は上値が重い。4時時点では162.78円と2時時点(162.90円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。ダウ平均は一時840ドル超安まで下落し、プラス圏を回復していたナスダック総合も1%超まで下げ幅を拡大。リスク回避の動きで、162.72円付近まで下押す場面があった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.29円 - 144.61円
ユーロドル:1.1281ドル - 1.1363ドル
ユーロ円:162.67円 - 163.31円
(小針)
ユーロドルは伸び悩み。4時時点では1.1332ドルと2時時点(1.1340ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。米20年債入札の結果を受けた「米株安・債券安・ドル安」の流れに沿い、1.1363ドルまで上げ足を速めた。ただドル円と同様に一巡後はドル買い戻しが強まり、1.1330ドル台まで上値を切り下げた。
ユーロ円は上値が重い。4時時点では162.78円と2時時点(162.90円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。ダウ平均は一時840ドル超安まで下落し、プラス圏を回復していたナスダック総合も1%超まで下げ幅を拡大。リスク回避の動きで、162.72円付近まで下押す場面があった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.29円 - 144.61円
ユーロドル:1.1281ドル - 1.1363ドル
ユーロ円:162.67円 - 163.31円
(小針)