ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、強含み

 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は強含み。2時時点では144.02円と24時時点(143.76円)と比べて26銭程度のドル高水準だった。24時過ぎの144円台乗せで一旦は上昇が一服したものの、下押しは143.70円台で限られた。ダウ平均がプラス圏を回復し、米長期債も買い優勢となるなか再びドル買いが強まると、144.11円付近まで持ち直す場面があった。

 ユーロドルは上値が重い。2時時点では1.1268ドルと24時時点(1.1277ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。米国の「トリプル安(株安・債券安・通貨安)」の巻き戻しの動きで、1.1266ドルまで日通し安値を更新。その後の反発も1.1290ドルには届かなかった。

 ユーロ円は底堅い。2時時点では162.29円と24時時点(162.12円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。162円の手前で支えられると、ダウ平均のプラス回復を眺めながら下値を切り上げた。1時30分前には162.54円と、日通し安値161.81円を付けた後の戻りの高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.81円 - 144.40円
ユーロドル:1.1266ドル - 1.1345ドル
ユーロ円:161.81円 - 163.41円


(小針)
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