東京外国為替市場概況・8時 ドル円、買い先行

 26日の東京外国為替市場でドル円は買い先行。8時時点では142.77円とニューヨーク市場の終値(142.56円)と比べて21銭程度のドル高水準だった。早朝のオセアニア市場では先週末安値圏である142円台半ばでスタートしたが、トランプ米大統領が「EUへの50%関税の7月9日までの延長に同意」と発言すると、米株価指数先物の上昇とともに買いが優勢に。一時143.08円まで値を上げる場面があった。

 ユーロ円も買い先行。8時時点では162.39円とニューヨーク市場の終値(161.91円)と比べて48銭程度のユーロ高水準だった。米大統領が対EU関税の延期を発表すると全般円安が進み、一時162.63円まで値を上げた。

 ユーロドルは8時時点では1.1374ドルとニューヨーク市場の終値(1.1362ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。米EUの関税を巡る警戒感がいったん後退したことを受けて1.1380ドルと6日以来の高値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.46円 - 143.08円
ユーロドル:1.1359ドル - 1.1380ドル
ユーロ円:161.78円 - 162.63円


(越後)
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