ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り
23日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では142.66円と22時時点(142.60円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。トランプ米大統領が「欧州連合(EU)からの輸入品に来月から50%の関税を課すことを勧告する」と自身のSNSに投稿すると、株価の急落とともにリスク回避の円買い・ドル売りが先行。22時前に一時142.45円と7日以来の安値を付けた。
ただ、同日の安値142.42円や6日の安値142.36円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。ベッセント米財務長官が「トランプ米大統領の50%関税示唆はEUのペースに対する反応」との見解を示したことも相場を下支えした。
ユーロドルはもみ合い。24時時点では1.1345ドルと22時時点(1.1333ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。NY勢が本格参入する時間帯に入ると、徐々に値動きが鈍った。英国や米国の3連休を前に大きな方向感は出にくいようだ。
ユーロ円は下げ幅を縮小。24時時点では161.85円と22時時点(161.61円)と比べて24銭程度のユーロ高水準。ドル円の下げ渋りにつれた買いが入ると161.91円付近まで下値を切り上げた。米国株相場が下げ幅を縮めたことも相場を下支えした。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.45円 - 144.14円
ユーロドル:1.1279ドル - 1.1375ドル
ユーロ円:161.09円 - 162.75円
(中村)
ただ、同日の安値142.42円や6日の安値142.36円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。ベッセント米財務長官が「トランプ米大統領の50%関税示唆はEUのペースに対する反応」との見解を示したことも相場を下支えした。
ユーロドルはもみ合い。24時時点では1.1345ドルと22時時点(1.1333ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。NY勢が本格参入する時間帯に入ると、徐々に値動きが鈍った。英国や米国の3連休を前に大きな方向感は出にくいようだ。
ユーロ円は下げ幅を縮小。24時時点では161.85円と22時時点(161.61円)と比べて24銭程度のユーロ高水準。ドル円の下げ渋りにつれた買いが入ると161.91円付近まで下値を切り上げた。米国株相場が下げ幅を縮めたことも相場を下支えした。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.45円 - 144.14円
ユーロドル:1.1279ドル - 1.1375ドル
ユーロ円:161.09円 - 162.75円
(中村)