3日香港株=堅調か、米中貿易交渉の進展期待が支え 財新製造業PMIにも注目

 3日の香港市場は堅調か。米中の貿易摩擦に対する懸念は依然として強いものの、ホワイトハウス報道官がトランプ米大統領と中国の習近平国家主席が今週中にも協議する可能性が高いと述べたことで米中貿易交渉の進展期待が高まっており、香港市場でも買いが広がりそうだ。

 また、前日は端午節で中国本土市場が休場だったため、相互取引制度を通じた本土投資家による香港株の売買は停止されていたが、きょうから再開される。一方、中国メディアの財新が日本時間午前10時45分に5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の発表を予定しており、結果によっては相場の波乱要因となる可能性もある。市場予想は50.6(前月実績は50.4)。

 2日のNY株式相場は主要3指数がそろって上昇。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、アリババ集団(09988)が香港終値を下回って引けたが、美団(03690)やテンセント(00700)、HSBC(00005)は上回って引けた。
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