東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小安い

 9日の東京外国為替市場でドル円は小安い。8時時点では144.69円とニューヨーク市場の終値(144.85円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。週明け早朝から方向感を欠いた動きとなっていたが、7時30分過ぎに144.65円まで弱含む場面があった。目先は本邦勢の本格参入後に前週からのドル買い・円売りの地合いを引き継ぐか見極めたい。なお、8時50分には1-3月期実質国内総生産(GDP)改定値などの発表も控えている。

 ユーロドルは小動き。8時時点では1.1406ドルとニューヨーク市場の終値(1.1397ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。1.1400ドル付近での小動きとなった。市場の目線がロンドンで開催される米中貿易協議に向いていることもあり、アジア時間での動意は限られそうだ。

 ユーロ円は8時時点では165.04円とニューヨーク市場の終値(165.06円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。前週末終値付近でのもみ合いとなっており、本邦勢の本格参入を待つ状態だ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.65円 - 144.93円
ユーロドル:1.1392ドル - 1.1409ドル
ユーロ円:164.95円 - 165.23円

(岩間)
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