今日の株式見通し=一進一退か 米国株は上昇も円高進行は重荷
東京市場は一進一退か。米国株は上昇。ダウ平均は101ドル高の42967ドルで取引を終えた。序盤には200ドル超下げる場面もあったが、早い時間に安値をつけて切り返し、プラス圏に浮上した。5月の生産者物価指数(PPI)が市場予想を下回り、10年債利回りが低下したことが支援材料となった。米金利低下を受けてドル円は足元143円40銭近辺と円高(ドル安)に振れている。CME225先物は円建てが30円高の38180円、ドル建てが160円高の38310円で取引を終えた。
米国株は上昇したが、円高は日本株には重荷となる。強弱感が交錯して方向感に欠ける展開を予想する。メジャーSQ日で序盤は振れ幅が大きくなる可能性がある。場中は為替動向に神経質となるだろう。ただ、15日からG7サミットが開催され、来週には日米中銀イベントが控えていることから、上でも下でも値幅が出ればそれを修正する動きが出てくる可能性が高い。売り買いをこなした後は値動きが落ち着き、次第に様子見姿勢が強まると予想する。日経平均の予想レンジは38050-38350円。
米国株は上昇したが、円高は日本株には重荷となる。強弱感が交錯して方向感に欠ける展開を予想する。メジャーSQ日で序盤は振れ幅が大きくなる可能性がある。場中は為替動向に神経質となるだろう。ただ、15日からG7サミットが開催され、来週には日米中銀イベントが控えていることから、上でも下でも値幅が出ればそれを修正する動きが出てくる可能性が高い。売り買いをこなした後は値動きが落ち着き、次第に様子見姿勢が強まると予想する。日経平均の予想レンジは38050-38350円。