ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、底堅い

 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。24時時点では145.70円と22時時点(145.54円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。20時過ぎに一時145.77円と5月29日以来の高値を付けたものの、買い一巡後はじりじりと上値を切り下げる展開となり、23時前には145.35円付近まで下押しした。ただ、売り一巡後は再び強含む展開に。米国市場がジューンティーンスで休場となる中、市場参加者が少なく大きな方向感は出なかった。

 ユーロドルはもみ合い。24時時点では1.1468ドルと22時時点(1.1477ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。米国市場が休場で取引参加者が少ない中、商いは低調だった。
 なお、「イランはイスラエルに新たなミサイル攻撃を開始」との報道を伝わると、WTI原油先物価格が2%超上昇したものの、相場への影響は限られた。

 ユーロ円は24時時点では167.10円と22時時点(167.03円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.74円 - 145.77円
ユーロドル:1.1446ドル - 1.1489ドル
ユーロ円:166.04円 - 167.32円


(中村)
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