ニューヨーク外国為替市場概況・10日 ドル円、反発
10日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発。終値は159.29円と前営業日NY終値(157.76円)と比べて1円53銭程度のドル高水準だった。「日銀の9月利上げ示唆、7月末の日米協調介入の決め手」との一部報道を受けて、21時過ぎに一時158.43円付近まで下押しする場面もあったが、反応は一時的だった。市場では「追加の円買い介入がなく、一段の円高・ドル安を見込んでいた短期勢が円売り・ドル買いに動いている」「高市政権の積極財政姿勢を背景とした財政悪化懸念から円売りが出やすい地合いだ」との指摘があり、すぐに持ち直した。
中東情勢を巡る不透明感を背景にWTI原油先物価格が一時1バレル=82.38ドル前後まで上昇したことも「有事のドル買い」を誘った。米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するハマック米クリーブランド連銀総裁が「おそらく『ある程度の回数』の利上げが必要になるだろう」「今こそ行動を開始すべき時だ」と述べたことも相場の押し上げ要因となり、4時30分過ぎに一時159.36円まで上値を伸ばした。
ユーロドルは小反落。終値は1.1543ドルと前営業日NY終値(1.1559ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準だった。中東情勢の悪化を背景に有事のドル買いが優勢になると、4時前に一時1.1540ドルと日通し安値を更新した。米長期金利の指標とされる10年債利回りが一時4.7067%前後まで上昇したことも相場の重し。
もっとも、今日の高値はオセアニア時間に付けた1.1567ドルで1日の値幅は0.0027ドル程度と小さかった。12日の7月米消費者物価指数(CPI)や13日の7月米卸売物価指数(PPI)を前に様子見ムードも強く、大きな方向感は出なかった。
ユーロ円は反発。終値は183.89円と前営業日NY終値(182.38円)と比べて1円51銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた買いが入ると、4時30分過ぎに一時183.94円と本日高値を更新した。
本日の参考レンジ
ドル円:157.54円 - 159.36円
ユーロドル:1.1540ドル - 1.1567ドル
ユーロ円:182.02円 - 183.94円
(中村)
中東情勢を巡る不透明感を背景にWTI原油先物価格が一時1バレル=82.38ドル前後まで上昇したことも「有事のドル買い」を誘った。米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するハマック米クリーブランド連銀総裁が「おそらく『ある程度の回数』の利上げが必要になるだろう」「今こそ行動を開始すべき時だ」と述べたことも相場の押し上げ要因となり、4時30分過ぎに一時159.36円まで上値を伸ばした。
ユーロドルは小反落。終値は1.1543ドルと前営業日NY終値(1.1559ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準だった。中東情勢の悪化を背景に有事のドル買いが優勢になると、4時前に一時1.1540ドルと日通し安値を更新した。米長期金利の指標とされる10年債利回りが一時4.7067%前後まで上昇したことも相場の重し。
もっとも、今日の高値はオセアニア時間に付けた1.1567ドルで1日の値幅は0.0027ドル程度と小さかった。12日の7月米消費者物価指数(CPI)や13日の7月米卸売物価指数(PPI)を前に様子見ムードも強く、大きな方向感は出なかった。
ユーロ円は反発。終値は183.89円と前営業日NY終値(182.38円)と比べて1円51銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた買いが入ると、4時30分過ぎに一時183.94円と本日高値を更新した。
本日の参考レンジ
ドル円:157.54円 - 159.36円
ユーロドル:1.1540ドル - 1.1567ドル
ユーロ円:182.02円 - 183.94円
(中村)
