ニューヨーク外国為替市場概況・18日 ユーロドル、反発

 18日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは反発。終値は1.1626ドルと前営業日NY終値(1.1596ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ高水準となった。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が7月の利下げを主張したことが意識される中、ユーロ買い・ドル売りが先行。7月米ミシガン大学消費者態度指数速報値が61.8と予想の61.5を若干上回った一方、1年先の期待インフレ率が4.4%、5-10年先が3.6%といずれも予想を下回ったことが分かると米長期金利の低下とともにドル売りが活発化し、一時1.1672ドルと日通し高値を付けた。
 ただ、買い一巡後は徐々に上値が重くなった。「トランプ米大統領は欧州連合(EU)とのいかなる合意であっても最低15~20%の関税を課す意向」との報道が伝わる中、4時30分過ぎには1.1617ドル付近まで下押しした。なお、EUはトランプ米大統領が30%の関税を課すとした8月1日の交渉期限に向けて米政権と協議を継続している。

 ドル円は小幅続伸。終値は148.81円と前営業日NY終値(148.58円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。米ミシガン大学が発表した期待インフレ率が予想を下回ると全般ドル売りが先行。23時過ぎに一時148.19円と日通し安値を更新した。
 ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢となり、148.85円付近まで持ち直した。市場では「投機筋の円ロング(ドル円のショート)ポジションの偏りが警戒される中、ショートカバーが入りやすい」との声も聞かれた。
 なお、トランプ米大統領は「準備通貨としてのドルを失うのは戦争に負けるようなものだ」「ドル安を容認するつもりはない」などと話した。

 ユーロ円は続伸。終値は173.00円と前営業日NY終値(172.29円)と比べて71銭程度のユーロ高水準。日本時間夕刻に一時173.11円まで上昇した影響が残ったものの、NY市場に限れば173.00円を挟んだ狭いレンジ取引に終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

本日の参考レンジ
ドル円:148.19円 - 148.89円
ユーロドル:1.1592ドル - 1.1672ドル
ユーロ円:172.24円 - 173.11円

(中村)
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