NY為替見通し=ドル円、FOMC議事要旨に注目もレンジ相場続くか

 今週これまでのドル円は147.05円を安値に下げ渋るも、148.11円を頭に伸び悩み、週末の米ジャクソンホール会議を控え147円台でのこう着相場が続いている。本日のNYタイムでは7月29日-30日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が発表される予定でその内容に注目も、ジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演までは方向感が出にくくレンジ相場が続くと見込まれる。FOMC議事要旨に関しては、同FOMCが波乱の7月雇用統計が発表される直前に開かれたため、現状に即した情報はあまり得られない可能性があるとの見方もあり、大きな反応は見込めない。

 本日はウォラーFRB理事とボスティック米アトランタ連銀総裁の講演も予定されているが、反応は限られるだろう。ウォラー氏は早期利下げを支持し、7月のFOMCで金利の据え置きに反対票を入れた。同氏は次期FRB議長候補11人の中に入っている。ベッセント米財務長官は11人候補と9月1日のレーバーデー前後に面会する予定だと明らかにした。

 シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、9月FOMCで0.25%の利上げを予想する確率が先週に95%ぐらいまで上昇した後、米インフレ指標の強い結果を受けてやや低下するも80%以上の水準を保っている。市場が9月FOMCでの利下げをほぼ織り込んでいることを示しており、ジャクソンホール会議でのパウエル氏の発言が市場の年内2回以上の利下げ予想を後押しする内容になるかが注目される。

・想定レンジ上限
 ドル円、19日高値148.11円や日足一目均衡表・基準線148.39円が上値めど。

・想定レンジ下限
 ドル円、18日安値147.05円や15日安値146.74円が下値めど。

(金)
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