NY株見通し-アジア株高受け堅調な展開か

 今晩はアジア株高を受け堅調か。前日のNY株式市場は上昇した。ダウ平均は前日比0.27%高と3日ぶりに反発し、ナスダック総合指数は1.30%高と2日続伸した。トランプ米大統領がイランから対話の打診があったと発言し、中東の地政学リスクへの懸念が和らいで原油価格が反落したことが好感された。また、AMDやマイクロンなどの半導体株、メタなどのテック株が買われて相場を牽引した。経済指標では、米6月中古住宅販売件数が市場予想を下回ったものの相場への影響は限定的だった。

 今晩のNY株式市場は、堅調な業績を背景としたハイテク株主導の上昇トレンドが続くかが注目される。米株価先物市場では主要指数が小幅に下落して推移しているものの、日中のアジア市場では前日の米国株の半導体高の流れを引き継ぎ、ソフトバンクグループやサムスン電子などテック株が軒並み急騰した。このアジア市場でのポジティブなセンチメントが今晩の米国市場に波及するかが焦点となる。市場では企業の利益成長が続く限り相場の地合いは強いとの見方が根強く、業績相場への期待が高まっている。また、新規上場する韓国の半導体メモリ大手のSKハイニックスの動向も全体のセンチメントを左右しそうだ。

 今晩は主要な米経済指標の発表はなし。企業決算は寄り前にデルタ航空が発表予定。(執筆:7月10日、14:00)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。