NY株見通し-高値警戒感やアジア株安で上値の重い展開か

 今晩は上値の重い展開か。6日のNY株式市場は上昇した。前週に調整が続いていた半導体をはじめとするハイテク銘柄に買い戻しが入り、投資家心理が改善した。トランプ大統領が製品を推奨したデル・テクノロジーズが4%超上昇した一方、人員削減を発表したマイクロソフトは下落した。ダウ平均は反落する場面もあったが、155.84ドル高(0.29%)と2営業日続伸して終了し、終値で初めて5万3000ドルの大台を突破して史上最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合指数も1.12%高と3営業日ぶりに反発した。半導体関連ではAMDが6.61%高、クアルコムが5.80%高となり、SOX指数は2.17%高と3営業日ぶりに反発した。

 今晩は、前日にダウ平均が初の5万3000ドル台乗せを達成したことで、高値警戒感から上値の重い展開が予想される。本日火曜日からナスダック100指数に新規採用されるスペースXの動きや、7500万株の公募増資を発表して時間外取引で急落している電気自動車のリビアンの株価動向も市場のセンチメントに影響を与えそうだ。アジア市場では韓国KOSPIが8%安と大幅下落しているほか、日経平均も約2%下落しており、グローバルなリスクオフの流れが米株市場に波及するか否かが注目される。

 今晩の米経済指標・イベントは5月貿易収支など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:7月7日、14:00)
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