ニューヨーク外国為替市場概況・18日 ドル円、反発

 18日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発。終値は156.88円と前営業日NY終値(155.97円)と比べて91銭程度のドル高水準だった。日銀の利上げペース加速観測が後退する中、欧州市場序盤には一時158.05円と3日以来の高値を付けたものの、200日移動平均線が位置する158.42円付近がレジスタンスとして意識されると上値が重くなった。
 NY市場に入り、「日銀はレートチェックを実施した」との報道が伝わると、政府・日銀による為替介入への警戒が強まり円買い・ドル売りが優勢に。4時30分前には一時156.60円付近まで下押しした。なお、市場では「レートチェックは為替介入の準備段階とされている。日本の大型連休(シルバーウイーク)中の薄商いを狙った実弾介入への警戒感が急激に高まった」との声が聞かれた。

 ユーロドルは小幅ながら続伸。終値は1.1486ドルと前営業日NY終値(1.1476ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが5%台に乗せるとユーロ売り・ドル買いがじわりと強まった。21時30分前には一時1.1455ドルと日通し安値を更新した。ただ、ドル円の失速に伴うユーロ買い・ドル売りが入ると徐々に下値を切り上げた。4時30分前には1.1490ドル付近まで持ち直した。
 なお、この日発表の8月米鉱工業生産や同月米景気先行指標総合指数は予想を下回ったものの、相場の反応は限られた。

 ユーロ円は反発。終値は180.23円と前営業日NY終値(179.01円)と比べて1円22銭程度のユーロ高水準となったが、ドル円と同様に上値は重かった。19時前に一時181.55円と日通し高値を付けたものの、「日銀はレートチェックを実施した」との報道が伝わると179.75円付近まで下押しした。

本日の参考レンジ
ドル円:155.87円 - 158.05円
ユーロドル:1.1455ドル - 1.1492ドル
ユーロ円:178.94円 - 181.55円

(中村)
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