ロンドン為替見通し=ユーロドル、複数のECB高官の講演に要注目か

 本日のロンドン為替市場のユーロドルは、重要な経済指標などの発表が予定されていないため、複数のECB高官の講演で金融政策の行方を見極めて行くことになる。

 明日の月末・期末に向けたロンドン・フィキシングでの特殊玉には警戒しておきたい。

 本日は、ミュラー・エストニア中銀総裁、チポローネ欧州中央銀行(ECB)専務理事、センテノ・ポルトガル中銀総裁、ナーゲル独連銀総裁、レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミストの講演が予定されており、先日の欧州中央銀行(ECB)理事会で2会合連続で全会一致での金利据え置きが決定され、利下げサイクルが終了した可能性が示唆されたことに関する見解を見極めることになる。

 地政学リスクに関して、中東情勢では、国連がイランに対する武器禁輸を含む制裁を10年ぶりに再発動したことによる緊迫化懸念、ウクライナ情勢に関しては、ロシアと北大西洋条約機構(NATO)の間で過去数週間、領空への無人機侵入を巡り緊張が高まっていることに警戒しておきたい。

 明日30日には、ヘグセス米国防長官が、首都ワシントン近郊のバージニア州クワンティコ海兵隊基地に米軍幹部を招集して会合を開く予定となっており、米国を軸とした地政学リスクへの警戒感が高まっている。

想定レンジ上限
・ユーロドル:1.1783ドル(日足一目均衡表・転換線)
・ユーロ円:175.43円(2024/7/11高値=2024年高値)

想定レンジ下限
・ユーロドル:1.1627ドル(日足一目均衡表・雲の上限)
・ユーロ円:174.11円(日足一目均衡表・転換線)


(山下)
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