ニューヨーク外国為替市場概況・13日 ドル円、反発

 13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発。終値は152.28円と前営業日NY終値(151.19円)と比べて1円09銭程度のドル高水準だった。週末にトランプ米大統領が中国に対してやや穏健な姿勢を見せたほか、ベッセント米財務長官が本日、「米中首脳会談は予定通り行われると思う」「中国政府が9日にレアアースの輸出規制を公表して関係が悪化したが、その後の対話再開でかなり緊張が緩和した」と発言すると、米中貿易摩擦の緩和期待が高まった。ダウ平均が一時670ドル超上昇するなど、米国株相場が底堅く推移すると、投資家のリスク回避姿勢が後退し円売り・ドル買いが進んだ。23時30分過ぎには一時152.45円と日通し高値を付けた。
 もっとも、買い一巡後は152円台前半で値動きが鈍った。米国がコロンブスデーの祝日で米債券市場が休場となる中、市場参加者が少なく欧州引け後は動意が乏しくなった。

 ユーロドルは反落。終値は1.1570ドルと前営業日NY終値(1.1619ドル)と比べて0.0049ドル程度のユーロ安水準だった。米中貿易摩擦再燃への警戒感が和らいだほか、フランスの政治・財政の先行き不透明感を背景にユーロ売り・ドル買いが出た。24時前には一時1.1558ドルと日通し安値を更新した。
 ただ、前週末の安値1.1556ドルや9日の安値1.1542ドルが目先サポートとして意識されると下げ渋った。1時30分前には1.1579ドル付近まで下値を切り上げた。
 なお、ポールソン米フィラデルフィア連銀総裁はこの日、「現在の金融政策はやや引き締めとみている」「年内2回の0.25%利下げを支持」「労働市場リスクは高まっているが、著しく深刻ではない」などと述べたと伝わった。

 ユーロ円は3営業日ぶりに反発。終値は176.18円と前営業日NY終値(175.79円)と比べて39銭程度のユーロ高水準。21時30分過ぎに一時175.91円付近まで下押ししたものの、週明け早朝取引で付けた日通し安値175.78円がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。2時過ぎには176.33円付近まで持ち直した。

本日の参考レンジ
ドル円:151.65円 - 152.45円
ユーロドル:1.1558ドル - 1.1630ドル
ユーロ円:175.78円 - 176.91円

(中村)
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