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NY為替見通し=ドル円、まずは9月米CPIに注目 その他10月米PMI速報値も発表

 本日のNY為替市場のドル円は、まずは9月米消費者物価指数(CPI)に注目。ただし政府機関が閉鎖していた影響で、CPIの数字が正確ではない可能性には留意しておきたい。また、「高市トレード」による円売りの射程を探る展開は継続。

 9月米CPIの市場予想は、前年比+3.1%と8月+2.9%からの伸び率上昇、コアCPIは前回と変わらずの+3.1%と見込まれている。しかしながら、米労働省の担当職員不足から価格データが十分に収集できていない可能性があるもよう。そのため、公表される数字が予想から大きく外れるリスクには警戒が必要だろう。

 9月CPIが予想を大幅に上回っていた場合、データ収集に原因があるとされてCPIは参考とされず、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では予想通りに0.25%の追加利下げが実施。12月FOMCに関しては、今後発表される物価や雇用指標を見極めていくことになる。一方で予想を下回るようだと、データ収集に原因があるものの、アルゴリズムトレードが数値に反応するかもしれない。

 先日のパウエルFRB議長の講演では、「雇用とインフレの見通しは、9月の会合からあまり変わっていないようだ」と指摘された。また、「雇用に対する下振れリスクが高まっているようだ」と同議長は述べて、雇用情勢に軸足を置いた追加利下げを示唆していた。

 なお、CMEグループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」では、来週と12月のFOMCでの0.25%の利下げはほぼ完全に織り込まれている。来年1月会合は、利下げと据え置きに分かれている。

 10月米製造業PMI速報値(予想:52.0)やサービス部門PMI速報値(予想:53.5)では、雇用指数や物価指数にも注目しておきたい。同月消費者態度指数(ミシガン大調べ)の確報値では、1年先のインフレ期待などにも要注目となる。

・想定レンジ上限
 ドル円の上値目処(めど)は、154.80円(2/12高値)

・想定レンジ下限
 ドル円の下値目処(めど)は、151.82円(10/23安値)


(山下)
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