ニューヨーク外国為替市場概況・27日 ドル円、小幅に7日続伸

 27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小幅ながら7日続伸。終値は152.88円と前営業日NY終値(152.86円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。明日28日の日米首脳会談や28-29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)、29-30日の日銀金融政策決定会合など重要イベントを前に、ポジション調整目的の円買い・ドル売りが先行。21時過ぎに一時152.57円と日通し安値を付けた。
 ただ、前週末の安値152.30円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。米国株相場が上昇し、史上最高値を更新したことも相場の支援材料。23時前には153.20円付近まで持ち直した。
 もっとも、アジア時間に付けた日通し高値153.26円や10日の高値153.27円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米長期金利が低下に転じたことも相場の重し。「米アマゾン・ドット・コムは最大3万人のホワイトカラー職を削減する計画」との一部報道で米雇用情勢の悪化が警戒された面もあったようだ。

 ユーロドルは4日続伸。終値は1.1645ドルと前営業日NY終値(1.1627ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利が低下に転じたことなどを手掛かりにユーロ買い・ドル売りが進行。4時前に一時1.1652ドルと日通し高値を付けた。ただ、一目均衡表転換線が位置する1.1653ドルが目先レジスタンスとして意識されたため、一本調子で上昇する展開にはならなかった。
 もっとも、28-29日のFOMCや30日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会など重要イベントを控えて、神経質な商いとなり大きな方向感は出なかった。今日の安値は日本時間夕刻に付けた1.1618ドルで値幅は0.0034ドル程度と小さかった。

 ユーロ円は6日続伸。終値は178.03円と前営業日NY終値(177.77円)と比べて26銭程度のユーロ高水準。日本時間夕刻に一時177.63円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。23時前には一時178.23円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。ドル円の持ち直しやユーロドルの上昇、米株高に伴う円売り・ユーロ買いが出た。

本日の参考レンジ
ドル円:152.57円 - 153.26円
ユーロドル:1.1618ドル - 1.1652ドル
ユーロ円:177.57円 - 178.23円

(中村)
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