NY為替見通し=金融当局者の見解を確かめ、午後には重要イベント控える

 本日のニューヨーク為替市場では、米金融当局者の見解を確かめながらドル相場は上下するか。米財務省の20年債入札を受けた長期と超長期金利の反応にも注意したい。昨日も売り込まれた株式市場は、引け後に発表されるエヌビディアの四半期決算を控えて神経質な動きが続きそうだ。

 本日は、まずミラン米連邦準備理事会(FRB)理事、その後にバーキン米リッチモンド連銀総裁の講演が予定されている。ミラン理事は米国の金融規制の枠組みについて話し、その後に銀行政策研究所トップと対談形式の討議が行われるもよう。バーキン総裁は、リッチモンド大学で経済見通しについてスピーチする予定。

 また、日本時間20日4時にウィリアムズ米NY連銀総裁のあいさつも予定されているが、こちらは金融政策や規制の枠組みではなく、「地域社会と資本の橋渡し」がテーマ。そのため、同時刻に公表される10月28-29日分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨がより注視されるだろう。

 前回FOMC後の定例会見でパウエルFRB議長は、12月会合に対する政策方針はメンバー間で大きな隔たりがあったことを明らかにした。意見の違いがどの程度まで大きいのかが注目となる。足もとでは12月利下げを織り込む動きが後退中であり、この辺りの思惑にも気を付けておきたい。

 米20年債入札からFOMC議事要旨、そしてエヌビディア決算と、NY午後の材料でドル相場はレンジを広げる可能性は高そうだ。

想定レンジ
・ドル円、1月23日高値156.75円

想定レンジ下限
・ドル円、18日安値154.82円


(小針)
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