NYマーケットダイジェスト・31日 株安・金利上昇・ドル高

(31日終値)
ドル・円相場:1ドル=156.71円(前営業日比△0.30円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.01円(△0.25円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1746ドル(▲0.0002ドル)
ダウ工業株30種平均:48063.29ドル(▲303.77ドル)
ナスダック総合株価指数:23241.99(▲177.09)
10年物米国債利回り:4.16%(△0.04%)
WTI原油先物2月限:1バレル=57.42ドル(▲0.53ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=4341.1ドル(▲45.2ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
前週分の米新規失業保険申請件数
        19.9万件     21.5万件

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は続伸。前週分の米新規失業保険申請件数が19.9万件と予想の22.0万件より強い内容だったことが分かると、米長期金利の上昇とともにドル買いが先行。0時過ぎに一時156.99円と日通し高値を更新した。
 ただ、節目の157.00円を前に買いの勢いは弱まり、ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測されると156円台半ばまで押し戻された。6時過ぎには一時156.62円付近まで下押しする場面があった。

・ユーロドルは小幅ながら続落。時間外の米長期金利が低下するとドル売りが先行し一時1.1759ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.1780ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速した。週間の米雇用データが予想より強い内容となり、米長期金利が上昇に転じたことも相場の重し。0時過ぎには一時1.1720ドルと欧州時間に付けた日通し安値に面合わせした。
 ただ、ロンドン・フィキシングに絡んだドル売りのフローが観測されると下げ渋った。6時前には1.1753ドル付近まで下値を切り上げた。

・ユーロ円は上昇。日本時間夕刻に一時183.54円と日通し安値を付けたものの、前日の安値183.42円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。ドル円の上昇につれた買いが入ると一時184.25円と日通し高値を付けた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続落。年末で取引参加者が少なく薄商いが続く中、利益確定や持ち高調整目的の売りが優勢となった。米長期金利が上昇したことも相場の重し。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も4日続落。マイクロン・テクノロジーやパランティア・テクノロジーズなどが売られた。

・米国債券相場で長期ゾーンは続落。年末で市場参加者が少ない中、前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことを受けて、債券売りが広がった。なお、本日は年内最終取引日で短縮取引だった。

・原油先物相場は続落。NY序盤は買いが先行するも、前日高値を僅かに上抜けた58.50ドル台までに留まった。米エネルギー省(EIA)が発表した12月26日時点での週間在庫統計では、原油は取り崩しだった一方、ガソリンや中間留分が積み増しとなった。結果に相場は売りで反応し、そのまま戻り少なく57ドル前半まで水準を落とした。2025年は年初来で約20%下げた水準で終えた。

・金先物相場は反落。CMEグループが30日、今週2度目となる貴金属相場の証拠金引き上げを発表したことで時間外から売りが先行。通常取引の序盤では買い戻しが強まる場面もあったが、米長期金利の上昇で金利の付かない金への投資妙味が薄れると再び上値が重くなった。ただし今年全般では、安全資産としての需要が大きく高まるなど堅調な動きが続いた。2025年の年間上昇率は約64%にも達した。

(中村)
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