ニューヨーク外国為替市場概況・6日 ドル円、3日ぶり反発

 6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3営業日ぶりに反発。終値は158.48円と前営業日NY終値(157.70円)と比べて78銭程度のドル高水準だった。10月米雇用統計で非農業部門雇用者数や失業率が予想より強い結果となったほか、平均時給も予想を上回ったことで買いが先行。昨日高値の158.50円を上抜けて158.58円まで値を上げた。4.90%付近まで上昇していた米10年債利回りが低下に転じると158.00円付近まで下押ししたが、本日は米ハイテク株が安定して推移していることもあり、下値は堅かった。
 なお、植田日銀総裁は国際通貨基金(IMF)主催のイベントで「基調的な物価上昇率が2%に達した現在、日銀の目標はその水準を維持することだ」「大きなショックがあれば、日銀は非伝統的な政策を使うことを余儀なくされる可能性」などと述べたが、相場の反応は限られた。

 ユーロドルは続落。終値は1.1141ドルと前営業日NY終値(1.1219ドル)と比べて0.0078ドル程度のユーロ安水準だった。良好な米雇用統計を受けて売りが強まり、一時1.1131ドルと10月29日以来の安値を付けた。米雇用統計を受けた米長期金利の上昇が一時的にとどまると買い戻しが入り1.1160ドル付近まで持ち直したが、戻りは限定的だった。

 ユーロ円は続落。終値は176.56円と前営業日NY終値(176.93円)と比べて37銭程度のユーロ安水準だった。177円手前で頭を抑えられると、ユーロドルの下落につれる形で176.20円台まで下押しした。もっとも、欧州序盤に付けた安値176.16円を割り込む動きにはならなかった。
 カナダドル円は軟調。10月カナダ雇用統計で新規雇用者数が増加予想に反して減少となったうえ、失業率も悪化したことを受けて一時111.94円まで下落した。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:157.26円 - 158.58円
ユーロドル:1.1131ドル - 1.1235ドル
ユーロ円:176.16円 - 177.17円


(越後)
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