ニューヨーク外国為替市場概況・5日 ドル円、続落

 5日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続落。終値は157.70円と前営業日NY終値(158.43円)と比べて73銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りの上昇を支えに22時過ぎには一時158.50円と本日高値を付けた。ただ、ナスダック指数が5%超急落すると一転してリスク回避姿勢が高まり、円の買い戻しが活発化。米金利が再び大きく低下したことも売りを促し、一時157.54円まで下げ足を速めた。一巡後は157.80円台まで下げ渋ったものの、158円台回復とはならないなど戻りは鈍かった。
 なお、ナスダック指数が急落した背景としては、米中間選挙での野党・民主党の大勝を受け、AI(人工知能)データセンターの建設計画に急ブレーキがかかるとの懸念が改めて意識されたとみられている。また、ヘグセス国防長官の更迭・交代論浮上や、ルビオ国務長官辞任の噂といった政局不安も重しとなったとの声が聞かれている。

 ユーロドルは4営業日ぶりに反落。終値は1.1219ドルと前営業日NY終値(1.1228ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。欧州序盤からの売りが継続し、一時1.1203ドルまで値を下げた。もっとも、昨日安値の1.1187ドルが目先のサポートとして意識されると売りは一服。米長期金利が再び低下したことも支えに1.1240ドル台まで下げ渋ったが、米国株の大幅下落でリスクオフムードが一段と高まるなかで戻りは限られた。
 なお、メキシコペソは下落。投資家のリスク回避姿勢が高まった影響を受けたほか、メキシコ中銀が政策金利を据え置き予想に反して0.25%引き下げたことで対ドルでは18.8458ペソ、対円では8.34円までペソ安が進んだ。

 ユーロ円は4営業日ぶりに反落。終値は176.93円と前営業日NY終値(177.90円)と比べて97銭程度のユーロ安水準だった。米ハイテク株安を受けてリスクオフムードが高まり円が全面高になると、昨日安値の177.15円を下抜けて176.83円まで下げ幅を広げた。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:157.54円 - 158.50円
ユーロドル:1.1203ドル - 1.1268ドル
ユーロ円:176.83円 - 178.05円


(越後)
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