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NY株見通し-今週は第4四半期決算発表と物価指標に注目

 今週のNY市場は第4四半期決算発表と物価指標に注目。先週はダウ平均が883.72ドル高(+1.83%)、ナスダック総合が1.05%高とともに反発した。ダウ平均は5日から7日まで3日連続で取引時間中の史上最高値を更新し、終値では6日に初めて49000ドルを上回り、金曜日は49504.07ドルで終了した。米国がベネズエラを攻撃し、マドゥロ大統領を拘束したことで地政学リスクが意識されたものの、株式市場への影響は限定的とみられたほか、トランプ米大統領がベネズエラを統治し、米国主導でエネルギー開発を進めるとしたことを好感したエネルギー株の上昇も相場を押し上げた。注目された12月雇用統計では、非農業部門雇用者数が市場予想を下回る増加にとどまった一方、失業率が予想以上に改善と強弱まちまちの結果となったが、市場では年内2回の利下げ期待が続いた。

 今週は発表がスタートする第4四半期決算や12月消費者物価指数(CPI)などの物価指標に注目が集まる。第4四半期決算発表はJPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックス、ウェルズ・ファーゴ、シティグループ、モルガン・スタンレー、ステート・ストリートの大手金融機関のほか、デルタ航空などS&P500採用の13銘柄が発表予定。金融株は好業績期待で株価がすでに大きく上昇しており、決算実績やガイダンスを受けて一段高となるか、利益確定売りが強まるかが注目される。経済指標では火曜日に12月消費者物価指数(CPI)、水曜日に12月生産者物価指数(PPI)が発表予定で、CPI、PPIの結果を受けた利下げ見通しが焦点となる。このほか、足もとの景気動向を巡って、11月小売売上高、12月中古住宅販売件数にも要注目となる。

 今晩の米経済指標・イベントは12月雇用傾向指数など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:1月12日、14:00)
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