NY株見通し-今晩は上値の重い展開か 経済指標は12月S&P総合・サービス業PMI確定値

 今晩は上値の重い展開か。昨日は米国がベネズエラを攻撃し、マドゥロ大統領を拘束したことで地政学リスクが意識されたものの、トランプ米大統領がベネズエラを統治し、米国企業により世界最大の原油埋蔵量を持つとされるベネズエラのエネルギー・インフラを再構築するとしたことで、エネルギー株が軒並み大幅高となった。金融株や一般消費財株、素材株、資本財株も上昇し、ダウ平均は594.79ドル高(+1.23%)と大幅に2日続伸。14営業日ぶりに取引時間中の史上最高値を更新し、終値でも最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合も0.69%高と6営業日ぶりに反発した。12月24日からスタートした今年のサンタクロース・ラリーは5日までの7営業日でダウ平均が1.10%高となり、2021-2022年の2.36%高以来の大幅上昇となった一方、ナスダック総合は0.70%安と4年連続での下落となった。

 今晩はベネズエラ情勢を受けてダウ平均が取引時間中と終値の史上最高値を更新したことで高値警戒感が強まることや、週末金曜日に注目の12月雇用統計の発表を控えていることなどで上値の重い展開か。12月雇用統計は非農業部門雇用者数(NFP)が6.5万人増と前回の6.4万人増からわずかに増加が見込まれ、失業率は前回の4.6%から4.5%に改善が見込まれている。NFPが予想以上に増加し、失業率が予想以上に改善すれば、利下げ期待の後退が相場の重しとなることが警戒される。

 今晩は米経済指標・イベントは12月S&Pグローバル総合・サービス業PMI確定値など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:1月6日、14:00)

(山下)
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