NY株見通しーバンク・オブ・アメリカなどの決算と11月PPIなどの経済指標に注目

 今晩は決算発表と経済指標に注目。昨日は米12月消費者物価指数(CPI)で、変動の大きい食品、エネルギーを除くコアCPIが予想を下回ったことが好感され上昇してスタートしたものの、決算を発表したJPモルガン・チェースや、ビザ、マスターカードクレジットカード株の下落などが重しとなった。ダウ平均が398.21ドル安(-0.80%)と4営業日ぶりに反落し、ハイテク株主体のナスダック総合も0.10%安と小幅ながら3営業日ぶりに反落した。

 今晩の取引では引き続き利下げ見通しを巡り、寄り前に発表される11月生産者物価指数(PPI)が注目されるほか、バンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴ、シティグループの大手金融機関の決算発表が焦点となりそうだ。昨日発表された12月消費者物価指数(CPI)は、変動の大きい食品、エネルギーを除くコアCPIが予想を下回ったことで年内2回の利下げ期待が維持されたが、今晩のPPIは食品、エネルギーを除くコアPPIが前年比+2.7%、前月比+0.2%と予想されており、予想並みの結果となれば引き続き利下げ期待が相場の支援となりそうだ。金融株の決算は、昨日のJPモルガン・チェースが純収入、利益ともに市場予想を上回ったものの、投資銀行部門の減収やクレジットカードの金利上限問題が嫌気されて株価は売りに押された。今晩も決算発表を受けた株価の反応が注目される。

 今晩は米経済指標・イベントは11月生産者物価指数(PPI)のほか、11月小売売上高のほか、12月中古住宅販売件数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)など。企業決算は寄り前にバンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴ、シティグループが発表予定。(執筆:1月14日、14:00)

(金)
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